米国の劇作家で俳優のジェレミー・O・ハリス氏が、日本でのエクスタシー密輸容疑で逮捕されてから3週間後に拘束から解放された。沖縄の那覇空港で逮捕され、0.78グラムのMDMAを所持していた疑いが持たれた。事件の詳細は公表されていないが、警察は釈放を認めた。
ジェレミー・O・ハリス氏(36)は、2025年11月16日、沖縄県那覇空港で税関法違反の疑いで逮捕された。ロンドンのヒースロー空港から出発し、台湾の桃園国際空港を経由して那覇に到着したハリス氏は、観光目的で訪日していた。トートバッグに入った容器に、0.78グラム(0.0275オンス)の結晶化したMDMA、通称エクスタシーが隠されていたとされる。
富里警察署はハリス氏を現行犯逮捕し、事件を検察に送致した。日本では、起訴前に容疑者を最大23日間拘束できる刑事手続きがある。ハリス氏は先週月曜日に解放されたが、富里警察は保釈の有無や国外退去の有無を明らかにしなかった。那覇地方検察庁は、事件が不起訴になったか捜査中かを確認を拒否した。ハリス氏の米国側代理人への取材依頼にも応答はなかった。
ハリス氏は、耶魯大学演劇学校の大学院生時代に執筆した『Slave Play』でデビューした。この作品は2018年にオフ・ブロードウェイで初演され、人種、階級、性的タブーを挑発的に扱い論争を呼んだ。翌年のトニー賞で最優秀戯曲賞にノミネートされたが受賞は逃した。また、『Emily in Paris』に出演し、『Gossip Girl』のリブート版にカメオ出演、HBOの『Euphoria』の一部のエピソードで共同プロデューサーも務めた。