ウェストバージニア州フォランスビーで、生後1か月の乳児が劣悪な環境の自宅で死亡した事件を受け、両親がそれぞれ28件の児童虐待(育児放棄)の重罪で起訴された。当局によると、母親が授乳中に寝入ってしまい、乳児がソファで窒息死したという。警察が現場を確認したところ、汚れたおむつや腐敗したミルク、カビ、害虫が散乱する極めて不衛生な状態だった。
ケイレブ・シェーン・デカピオ被告(21)とホープ・リン・テイラー被告(20)は、自宅で生後1か月の乳児が死亡したことを受け、今週起訴された。ブルック郡保安官事務所の保安官代理が「乳児が呼吸をしていない」との通報を受けて駆けつけ、約30分間にわたって心肺蘇生法を試みたが、地元のニュース局WTOVやWTRFが引用した刑事告訴状によると、救急隊が午前5時30分頃に乳児の死亡を確認した。テイラー被告は捜査官に対し、授乳中に寝入ってしまい、目を覚ました際にデカピオ被告と自分の間で乳児が反応を失っていたと供述した。数時間後に捜索令状を執行した当局は、寝室に80〜100枚の汚れたおむつ、腐ったミルクや粉ミルクが入った哺乳瓶20本、家中に広がるカビた食品、息苦しくなるほどの悪臭といった劣悪な環境を記録した。捜査員は、害虫の発生や乳児の後頭部付近のあざ、頬に付着していた血液も確認している。ブルック郡のリチャード・ビーティ保安官は、この現場について30年以上のキャリアの中で最悪の光景の一つだったと語り、WTRFの取材に対し「ひどいものだった」と述べた。また、このような環境下で生後1か月の乳児が不審死を遂げた事実は「しばらくの間、我々の記憶に深く刻まれるだろう」と付け加えた。28件の罪状は、乳児がそのような環境で過ごしたとされる日数分に対応している。両被告はそれぞれ10万ドルの保釈金でノーザン地域刑務所に勾留されており、予備審問が4月6日に予定されている。