ウェストバージニア州で2人の子供を劣悪な環境で育てていたとして、児童ネグレクトの罪で起訴されたドウェイン・ヒックマンとドロシー・ヒックマンの両被告に対し、執行猶予付きの判決が言い渡された。事件は、ランドセルからゴキブリが見つかり、顔などに虫刺されの痕がある男児が登校したことで発覚した。当局は安否確認の後、子供たちを保護している。
2月10日、ウェストバージニア州ウェストユニオンにあるドドリッジ郡アーリー・ラーニング・アカデミーの教師が、顔、手、臀部に虫刺されの痕がある男児について警察に通報した。職員が男児のランドセルの中からゴキブリを発見したほか、妹が教師に非常に汚れた服を洗ってほしいと頼んだことから、子供たちの安全を懸念する声が上がった。ドドリッジ郡保安官事務所は児童保護局に通報し、同日中に担当者が家庭を訪問したところ、極めて劣悪な生活環境を確認したため、子供たちは両親の元から保護された。現在の親権状況については不明である。ドウェイン・ヒックマン(37)とドロシー・ヒックマン(29)の夫婦は、死または重大な身体的損傷の重大なリスクを伴う児童への著しいネグレクトの容疑で2月12日に逮捕された。ドロシー被告は4月28日に、ドウェイン被告は5月1日にそれぞれ児童ネグレクトの罪を認めた。両被告に言い渡された判決は同じで、2年間の保護観察、それに続く2年間の非監視下での保護観察、および6カ月の執行猶予付き禁錮刑となった。両親のいずれも実際に刑務所に収監されることはない。