ウィプロ・リミテッドは2026年7月16日に2027年度第1四半期決算記者会見を開催した。経営陣は、売上高の減少や利益率の圧迫がある一方で、受注が好調であることを強調した。
CEOのシュリニヴァス・パリア氏は、マクロ経済環境は回復力を維持しているものの、顧客の意思決定に影響を与える不確実性が続いていると述べた。同氏は、テクノロジー投資は依然としてAI、データ、クラウド、モダナイゼーション、サイバーセキュリティ、および生産性主導型の変革といった分野に集中していると指摘した。
パリア氏は、現在、投資にはより厳格な審査と長い意思決定サイクルが求められていると付け加えた。また、AIは市場を縮小させるのではなく、市場全体を拡大させていると同社は分析している。
別の報道では、好調な大型案件の獲得が、売上高の低迷と利益率の低下を相殺したことが示唆された。経営陣は、前四半期から需要に大きな変化はなく、今後の業績見通しについては慎重な姿勢を維持しており、わずかな減少、あるいは小幅な改善の可能性があると示唆した。