Grand Theft Auto IVの初期ベータ版を収録したRockstar NorthのXbox 360開発機が、スコットランドのエディンバラで開催されたカーブーツセール(車のトランク市)で発見された。地元のコレクターであるJan氏が5ポンドで購入したこの開発機には、未完成のゾンビモードや未使用のアセットなど、120GB以上のカットされたコンテンツが含まれている。その中身がオンラインで公開され、GTAファンコミュニティを賑わせている。
週末、GTAフォーラムのユーザーであるjanmatantことJan氏は、Rockstar Northの本拠地であるエディンバラのカーブーツセールでXbox 360の開発機を見つけた。彼は、古い電子機器を専門に扱う業者から5ポンドで購入したその機器が、サイドカーを取り付けた初期型Xbox 360であり、Rockstar Northのステッカーが貼られていることに気づいた。普段から転売や収集目的でこうした市場を回っているJan氏が帰宅後にシリアルナンバーを確認したところ、その重要性が即座に判明した。この開発機には、2007年当時のGTA IVのリリース前ビルドが保存されており、アイテムを拾う機能や損傷した警察官の死体、血まみれの病院用ストレッチャーなどが含まれる未完成のゾンビモードの痕跡に加え、未使用の武器や車両、ベータ版のカットシーンなどが含まれていた。120GBに及ぶ全データがインターネットアーカイブで共有されると、長らく休止状態にあったGTA IVベータ版フォーラムが活気づいた。ファンは初期型のAK-47やサイレンサー付きピストルといったアセットをPC版へMODとして追加する作業や、ベータ版のカットシーンを動作させる試みを開始している。GTA IVの開発に携わった元Rockstar Gamesの開発者は、このゾンビモードについて、アーティストや開発者が「あまり進展しなかった」実験として試みたものであり、スタジオのアーティストがゲームにゾンビを取り入れようとすることはよくあることだと語った。もともと熱心なRockstarファンではなかったものの、今回の件で関心を持つようになったJan氏のもとには1,000ポンドでの買取オファーも届いており、eBayに出品したものの、その後取り下げている。