ニューヨーク・ヤンキースがフリーエージェント外野手コーディ・ベリンジャーに対する5年1億6000万ドルのオファーを引き上げない姿勢を示す中、トロント・ブルージェイズはロスター強化とア・リーグ東地区ライバルの弱体化の好機と見ている。メッツの短期契約への関心報道に続き、トロントの潜在的な追跡がベリンジャーの市場に流動性を加えている。
コーディ・ベリンジャーのフリーエージェント騒動は、スプリングトレーニングまで1カ月を切って続いている。ヤンキースの入札戦争回避の堅実な姿勢——以前の報道で詳述——を背景に、他の追随者の扉が開かれた状況だ。カイル・タッカー(ドジャースと10年2億4000万ドル)やアレックス・ブレグマン(カブスと5年1億7500万ドル)を逃したブルージェイズにとって、ベリンジャー獲得は利益をもたらす可能性がある。元MLB幹部のスティーブ・フィリップス氏はTSNで「ヤンキースからベリンジャーを盗む姿を想像してみろ。その時点でヤンキースには他に行くところがなくなる」と語った。これはベリンジャーの7年契約志向と、トロントのタッカー入札で見せた長期契約への意欲に合致する。ただし、MLBインサイダーのジム・ボウデン氏はFoul Territoryポッドキャストで、ジェイズの強い関心が欠如していると指摘し、矛盾する報道を浮き彫りにした。スコット・ボラス氏の代理を受け、ベリンジャーはヤンキースの年平均3040万ドルの見込みを超える年数とAAVを求めている。メッツがボ・ビシェット獲得後の短期契約を好む中、トロントはタッカーの市場リセット契約後のオファー吊り上げの重要なワイルドカードとなる。