著名な生物学者の徐先忠氏が中国に帰国し、深圳医学科学院の研究員として着任した。同氏の元所属先であるミシガン大学の研究室では昨年、研究員3人が密輸の疑いで逮捕されていた。
米国科学振興協会のフェローである徐氏は、同学院の生物建築・生物相互作用研究所に加わった。同氏は以前、ミシガン大学で研究を行っていた。
昨年後半、同氏の研究室に所属する研究員3人が逮捕された。米国司法省によると、彼らは生物材料を米国に密輸しようと共謀した疑いが持たれている。さらに研究員のうち1人は、税関・国境警備局の職員に対して虚偽の供述をした罪にも問われている。
パメラ・ボンディ司法長官(当時)は11月の声明で、これらの研究員について「ミシガン大学の看板を隠れ蓑にして、中国国民によって行われた長期的かつ憂慮すべき犯罪活動の一環であることは明白だ」と述べた。刑事訴状によると、研究員のうち2人は、中国から隠匿された回虫関連の生物材料を複数回にわたって受け取っていたとされる。