モンテカルロ・マスターズは、フェリックス・オジェ=アリアシムとキャスパー・ルードによる3回戦が行われ、ルードが負傷により棄権したため、オジェ=アリアシムが準々決勝へ進出した。第1セットを7-5で先取したカナダのオジェ=アリアシムに対し、ルードは第2セットの第4ゲーム終了時点でふくらはぎの痛みを訴え、プレーを続行できなかった。これにより、オジェ=アリアシムはATPマスターズ1000の全9大会でベスト8入りを果たした史上初のカナダ人選手となった。
モンテカルロ・マスターズの3回戦、フェリックス・オジェ=アリアシムはキャスパー・ルードに対し、第1セットを7-5で奪い、好スタートを切った。第2セットに入り、ゲームカウント2-2の場面でルードがふくらはぎの負傷により棄権を申し入れたため、オジェ=アリアシムの勝利と準々決勝進出が決まった。クレーコートで行われたこの試合前、世界ランキング7位のルードは、オジェ=アリアシムとの直接対決で4勝3敗とリードしていた。2019年からモンテカルロに居住しているオジェ=アリアシムにとって、当地での戦績は過去2勝6敗と苦戦が続いていた。それだけに今回の達成感は格別だったようで、「モンテカルロはずっと苦手意識があった大会でした。(準々決勝進出は)初めてのことですし、素晴らしい成果です」と語った。なお、オジェ=アリアシムは2回戦でマリン・チリッチを7-6, 6-3で下している。2026年シーズンのオジェ=アリアシムは、モンペリエのオープン・オクシタニーでアドリアン・マナリノを破って優勝したほか、ロッテルダムでは決勝でアレックス・デミノーに敗れ準優勝、ドバイでも準決勝まで進みダニール・メドベージェフに敗れるなど、好不調の波があった。その後、全豪オープン、インディアンウェルズ、マイアミでは早期敗退を喫していた。次戦でオジェ=アリアシムが対戦するのはヤニック・シナー。両者の直接対決はシナーが4勝2敗と勝ち越しており、シナーは「サンシャイン・ダブル(インディアンウェルズとマイアミの連続優勝)」を経て現在14連勝中と絶好調である。シナーはモンテカルロにおいて、ウーゴ・アンベールを6-3, 6-0、トマーシュ・マハーチを6-1, 6-7, 6-3で下している。