バッド・バニーが2026年のメットガラのレッドカーペットに、50年後の自身の姿を模して現れ、注目を集めました。本名をベニート・アントニオ・マルティネス・オカシオというこのプエルトリコ出身の歌手は、超リアルな特殊メイクを施し、老いた肉体を体現しました。彼のルックスは、様々な体型を探求するコスチューム・インスティテュートの展覧会と連動したものです。
バッド・バニーは月曜夜、自身の外見を劇的に老けさせた特殊メイクを施して2026年のメットガラに到着しました。メイクアップアーティストのマイク・マリノは、時間の経過がもたらす影響について歌手本人と話し合った上で、顔や首、手にしわやたるみ、シミを作り上げました。この変身は、若者向けのファッション業界が見過ごしてきた「老いた身体」に焦点を当てるという展覧会のテーマを強調するものです。展覧会のカタログには「自分自身の死と向き合うことへの恐れを反映してか、若者向けのファッション業界は伝統的に老いた身体を無視してきた」と記されています。ハイディ・クルムのハロウィーン仮装でも知られるマリノは、リアリティを追求するために細部まで手作業で彫刻を施しました。バッド・バニーは、Zaraと共同制作した特注のオールブラックのタキシードスーツでルックスを仕上げました。首元にあしらわれた大きなボウタイは、コスチューム・インスティテュートのコレクションであるチャールズ・ジェームズの1947年の「バッスル」ドレスを引用したもので、時計と杖を合わせてコーディネートしていました。これは、昨年の「Superfine: Tailoring Black Style」展で見せた潤いのある肌やキス・カールのスタイルに続き、32歳のスターである彼にとってメットガラでの新たな大胆な登場となりました。今回のイベントは、身体をテーマにしたコスチューム・インスティテュートの2026年展覧会を祝うものです。