ビットコインマイニング企業のHut 8とIRENが大規模なAIインフラ契約を発表したことを受け、両社および関連企業の株価が上昇した。マイナー各社はAI開発者向けにデータセンターやクラウドサービス事業を拡大している。
Hut 8は、テキサス州にあるBeacon Point AIデータセンターキャンパスの第2フェーズに関し、15年間で98億ドル相当の賃貸契約を締結した。この契約により、テナントの利用規模は2倍の704メガワットとなり、同拠点の1ギガワットの全容量が商業化されることになる。
IRENは、AI開発者との間で28億ドル規模の複数年にわたる新規クラウドサービス契約を締結したと発表した。同社は年末時点のAIクラウド事業の年間収益目標を40億ドル以上に引き上げ、その収益の約85パーセントが既に契約済みとなっている。
Hut 8の株価は最大17%上昇し、IRENも最大19%の上げ幅を記録した。MARA Holdings、Riot Platforms、Cipher Mining、TeraWulfを含む他のビットコインマイニング銘柄も上昇し、CoinShares Bitcoin Miners ETFは8.5%高となった。
今回の上昇は、AIコンピューティング需要の伸びがこれまでのペースで続くかどうかを懸念していた投資家の間で、前向きな材料として受け止められた結果である。