CBSの医療ドラマ『Watson』の第2シーズンにして最終シーズンが、エピソード「The Cobalt Fissure」をもって幕を閉じた。緊迫した医療現場と悪の陰謀が絡み合う中、ジョン・ワトソン医師は自身の命を脅かす脳腫瘍の手術に直面し、シャーロック・ホームズは過去の出来事に起因する謎の病状と闘う。最終回はいくつかの謎を解明しつつも、感動的な別れとともに新たな謎を未解決のまま残す形となった。
3月に打ち切りが発表されたCBSのドラマ『Watson』が、アクション満載の1時間枠の最終回でその幕を閉じた。膠芽腫(こうがしゅ)と闘うジョン・ワトソン医師は、ピッツバーグのワシントン・ジェファーソン記念病院を密かに抜け出し、UHOPに入院中の旧友シャーロック・ホームズの治療に向かう。滝から転落した後に記憶喪失に苦しむホームズは、ワトソンを認識したものの、「君が世話をすべきなのは私なのか、それとも君自身なのか?」と彼の優先順位を問いかける。ワトソンのチームは彼に自身の健康を優先するよう強く促すが、事態は脅威により複雑化していく。エディ・イザード演じるモリアーティの信奉者セバスチャン・モランは、ホームズを監禁していたことを明かし、自身の邪悪な計画を推し進めるためにホームズの回復を要求。警察に通報すればメアリーを殺すと脅迫する。以前、腫瘍科の看護師を殺害した狙撃手でもあるモランの存在が緊張感を高める中、ワトソンは発作を起こし、手術前に昏睡状態に陥る。ホームズは、二人の病状が「コバルトの裂け目(Cobalt Fissure)」での被曝による遺伝子変異に起因するものであることを明かす。シンウェルはモランを追跡して制圧し警察に引き渡すが、その行為はダコスタ看護師との婚約関係に軋轢を生む。ワトソンの病床には同僚やメアリーが集い、ワトソンはメアリーに「『愛している』と伝えるためにそこにいたんだ」と告白し、ロンドンのベイカー街での二人の生活を夢想する。メアリーが「その光景が大好きよ」と応えてキスを交わす中、エピソードは雨のベイカー街の自宅へと戻るワトソンの姿で幕を閉じる。「帰り早いのね!」というメアリーの声が響く。サイドストーリーでは、イングリッドがサーシャに実母についての詳細を明かしてセラピーを再開し、サーシャはスティーブンスとの関係を一時休止する展開となった。