ソニー・ボノの未亡人メアリー・ボノとの印税をめぐる法廷闘争の後、シェールは100万ドルを超える自身の訴訟費用を自己負担することになった。連邦判事は昨年シェール側の主張を認める判決を下したが、費用の返還を求める請求は棄却していた。
連邦地方裁判所の判事は、メアリー・ボノとの印税紛争で発生した102万3605ドルの訴訟費用について、シェールに返還する必要はないとの裁定を下した。ジョン・A・クロンシュタット判事は、この訴訟の争点が連邦著作権法ではなく契約に関連するものであったため、費用の返還規定は適用されないと判断した。
この決定は、クロンシュタット判事が11月26日に下した4年間にわたる紛争の最終判決を受けたものである。この判決により、「アイ・ガット・ユー・ベイブ」や「ザ・ビート・ゴーズ・オン」といった楽曲の出版印税の半分を受け取るシェールの権利が確定し、メアリー・ボノが著作権法に基づいてこれらの権利を取り戻すことは禁止された。
シェールは2022年に自身の権利をアーヴィング・エイゾフ率いるアイコニック・アーティスツ・グループに売却したが、判事はシェールが直接印税を受け取る権利があることを支持した。メアリー・ボノはこの判決を不服として控訴しており、連邦控訴裁判所では現在この問題についての判断が下されていない。
メアリー・ボノ側の弁護士はコメントを控えた。シェール側の弁護士はコメントの要請に応じなかった。