中国の国防産業における上級幹部、卞志剛氏が汚職の疑いで調査対象となった。これは北京が進める軍事部門への広範な取り締まりにおいて、新たに浮上した高官クラスの摘発事例となる。
卞志剛氏は2024年2月より、国家国防科技工業局の副局長を務めていた。同局は核、航空宇宙、航空、造船、兵器、電子機器の各分野にわたり、軍事装備の研究、開発、生産を調整する機関である。中国共産党中央規律検査委員会がこの調査を発表し、発表後には同局の公式サイトから卞氏のプロフィールが削除された。卞氏はキャリアの大半を同局で過ごしており、同局は中国の国防産業基盤の中核となる能力を牽引している。