2026年8月12日に発生する皆既日食は、ヨーロッパおよび周辺地域において、一般市民が科学研究に参加する機会となります。複数の市民科学プロジェクトが、イベント当日や年間を通じて貢献してくれるボランティアを募集しています。
この日食は、ヨーロッパの一部地域に加え、北極海や大西洋の上空で皆既食が見られます。ヨーロッパの大部分、カナダ、北西アフリカ、および米国の一部では部分食が観測できる見込みです。
皆既食の経路にいるボランティアは、白いシートや厚紙をカメラで撮影することでシャドウバンドを記録できます。スマートフォンアプリ「SunSketcher」は、正確な位置情報を利用してベイリー・ビーズの画像を撮影し、太陽の形状を測定するのに役立ちます。
「Gaia4Sustainability」プロジェクトではセンサーを使用して空の明るさや大気の変化を追跡するほか、「Sungrazer」プロジェクトでは衛星画像を遠隔分析してサングレーザー彗星を特定します。「Dynamic Eclipse Broadcast Initiative」は将来の日食に向けてコロナを観測するチーム向けのトレーニングを提供していますが、2026年分の募集は終了しています。
参加者は、安全に観測するために適切な太陽フィルターや日食グラスを使用するよう推奨されています。