ダーレン・アロノフスキー監督率いるAIスタジオ「Primordial Soup」が、株式発行を通じて1,500万ドルの資金調達を計画していることが分かりました。同社が先週、米証券取引委員会(SEC)に提出した書類で明らかになりました。2025年に設立された同社は、今月すでに1,100万ドル以上の株式を売却済みです。
ロサンゼルスに拠点を置く同スタジオは、アロノフスキー氏と制作パートナーのディラン・ゴールデン氏が率いており、現在AI関連プロジェクトに向けたスタジオヘッドやジェネレーティブ・アーティストの採用を行っています。同社はこれまでにGoogle DeepMindと提携し、同社のAIモデル「Veo」を使用した短編映画3作品を制作しており、アロノフスキー氏が新進気鋭の映画監督を指導しました。
そのうちの一つであるシリーズ作品『On This Day … 1776』は、AIと伝統的な手法を組み合わせて米国建国時の瞬間を描き出したもので、TIMEのYouTubeチャンネルで公開されました。アロノフスキー氏は5月にカンヌで行われた講演で、この取り組みは実験的なものであり、AIには人間の多大な関与が不可欠であると強調しました。
アロノフスキー氏は以前から新しいテクノロジーを取り入れた作品を手掛けており、2023年にはラスベガスの巨大球体施設「Sphere」で上映された映画『Postcard from Earth』などを制作しています。今回の資金調達計画は、The Hollywood Reporterが最初に報じました。