没入型体験展示『David Bowie: You’re Not Alone』が、本日ロンドンのキングス・クロス近くにあるライトルームで一般公開された。デヴィッド・ボウイ・アーカイブとの協力により制作された本展では、貴重な映像や個人的なメモが公開されており、音声ガイドはすべてボウイ自身の言葉で構成されている。エグゼクティブ・プロデューサーのデヴィッド・セーベルは、コンサートのハイライトとアーティストの創造的な精神を融合させたテーマ別の旅であると述べている。
『David Bowie: You’re Not Alone』は4月22日から10月10日まで開催され、チケットはライトルームのウェブサイトから購入可能。V&Aの『David Bowie Is』展のクリエイティブ・ディレクターを務めたマーク・グリマーとトム・ウェクスラーが脚本とデザインを担当したこの360度のショーでは、高さ11メートルの壁と床に投影される映像に加え、空間オーディオやライブ音楽の解釈が取り入れられている。1976年の「Isolar」ツアーや1978年のアールズ・コート公演の未公開映像など、数千時間に及ぶアーカイブ資料から構成されており、1976年の『Stay』のリハーサル映像や、D.A.ペネベイカー監督による映画『ジギー・スターダスト』の再編集クリップなどが含まれる。展示はテーマごとの章で構成され、南ロンドンでの少年時代から最後のアルバム『Blackstar』に至るまで、ボウイの足跡を辿る。そこでは彼が受けた影響や、1972年のレインボー・シアター公演といった失敗、そして精神性や演劇性といった個人的なテーマにも触れている。ボウイのナレーションは、自身の幼少期を次のように振り返る。「郊外にいた頃の私たちは…人生に彩りと高揚感を求めていた」。デヴィッド・セーベルは内覧会でNMEに対し、500時間以上のインタビューを編集し、ボウイ自身の言葉だけで語られる非時系列の物語として、彼のユーモアと人間性を捉えたと語った。「ライブ会場にいるような感覚がありつつも、時空を旅しているような気分になれる」とセーベルは言う。本展に合わせて、アンナ・カルヴィ、アダム・バクストン、カルロス・アロマーらが出演する『Bowie Nights』イベントも開催されるほか、11月にはギタリストのアール・スリックが率いるグラストンベリー2000バンドによるチャリティー再結成ライブがスコットランドのロック・ローモンドで行われる予定である。