フロリダ州のロン・デサンティス知事は先週月曜日、セブリングにて「フロリダ農業法」として知られる上院法案290号に署名し、同法が成立した。この法律は、都市や郡がガソリンやディーゼル燃料を使用する農業機器の使用を禁止することを禁じ、特定の保全用地を商業農業に利用することを許可するものである。施行は7月1日となる。
デサンティス知事はフロリダ州セブリングの会場でこの法案に署名し、農業および農村地域への支援を称賛した。同法案は下院で94対10、上院では全会一致で可決された。イベントでデサンティス知事は、「もし別のものを使いたいなら、それはそれで構わない。自由な国だからね。だが私はガソリン駆動の方が好きだ。単により信頼性が高いと思うからだ」と述べた。シエラクラブ・フロリダ支部の組織マネージャーであるブルック・アレクサンダー=ゴス氏によると、この法律は、たとえ現時点でそうした機器に対する自治体の禁止令がほとんど存在していなかったとしても、トラクターや芝刈り機、リーフブロワーなどのガソリンやディーゼル駆動の機器を地方自治体が違法化することを防ぐものである。アレクサンダー=ゴス氏は、これを地方自治権に対する州議会の行き過ぎた干渉であると批判した。また、同法は2024年以降に取得された保全用地を農業に適した土地として再分類することを州に許可しており、地役権の設定は必要とされるものの、環境保護活動家からは懸念の声が上がっている。シエラクラブ・フロリダ支部の政治・立法担当ディレクターであるハビエル・エステベス氏は、これを気候変動の課題に直面する中での土地保全のコミットメントからの転換であると評した。一方で農家は、異常気象やハリケーン、コスト上昇に苦しむ3870億ドル規模の産業に対する保護策として、この法律を歓迎している。なお、初期の草案に含まれていた食品の中傷を拡大する法案は、「グリホサート・ファクツ」のケリー・ライヤーソン氏などの反対を受け、最終版からは削除された。