ドウェイン・ジョンソンは木曜日、ラスベガスで開催されたシネマコンにおいて、ディズニーの実写版『モアナ』の新たな映像を披露した。ジョンソンはマウイ役を再演し、モアナ役には新人のキャサリン・ラガイアが抜擢された。映画は7月10日に公開予定である。ジョンソンはプレゼンテーションの中で、同キャラクターに対する自身の想いを語った。
ディズニーはラスベガスのシーザーズ・パレスで開催されたシネマコンのプレゼンテーションで、実写版『モアナ』の長尺映像を公開した。主演のドウェイン・ジョンソンとキャサリン・ラガイアが登壇し、映像ではラガイアが歌う「How Far I’ll Go」や、半神マウイ役のジョンソンによる「You’re Welcome」のパフォーマンスが披露された。ネオンに輝くマンタや巨大なカニ、ニワトリ、恐ろしい火の精霊などが登場し、古代ポリネシアの物語をスクリーン上に鮮やかに蘇らせている。監督は長編デビューとなるトーマス・ケイルが務め、脚本はジャレッド・ブッシュとダナ・ルドゥー・ミラーが担当。プロデューサーにはジョンソンに加え、ハイラム・ガルシア、ダニー・ガルシア、ボー・フリン、リン=マヌエル・ミランダらが名を連ねる。物語は、海に選ばれテ・フィティの心を修復して人々を救う使命を帯びた村長の娘モアナが、変身能力を持つマウイと共に旅をする姿を描く。2016年のオリジナルアニメーション版から10年以上にわたってマウイを演じてきたジョンソンは、このキャラクターがポリネシアの人々にとって持つ文化的意義を強調した。「マウイは非常にリアルな存在」と述べ、自身の祖父であるサモアのプロレスラー、ピーター・“ハイ・チーフ”・メイビアの面影を重ね合わせることは「素晴らしい経験」だったと語り、会場で祖父の写真を披露した。彼は、この物語を実写化することは「血と肉、そしてマナ(霊的な力)」を吹き込むことだと表現した。ステージ上でジョンソンはエンパワーメントのテーマを強調し、「この物語の英雄はプリンセスではなく、戦士です」と述べ、「すべての世代の男性は、女性を支え、応援し、称えるべきだ。それこそが真の男らしさの姿だ」と訴えた。オリジナル版『モアナ』は全世界で6億8000万ドル以上の興行収入を記録し、アカデミー賞に2部門でノミネートされた。また、2024年公開の『モアナ2』は10億ドルの興行収入を突破している。