ディズニーは、ドウェイン・ジョンソンが半神マウイを演じる実写版『モアナと伝説の海』の予告編を公開した。新たなインタビューの中で、ジョンソンとトーマス・ケイル監督は、重い特殊メイクや耐水性のかつらなど、役作りに伴う身体的な課題について語った。ジョンソンは、ポリネシアの伝統を表現することの文化的意義を強調している。
ディズニーは2026年3月23日、実写版『モアナと伝説の海』の予告編を公開し、2016年のアニメーション映画で声優を務めたドウェイン・ジョンソンが、ポリネシアの半神マウイ役を再び演じる様子を披露した。この発表に対し、ファンの間ではジョンソンの実写版の描写について賛否両論が巻き起こっており、Deadline Hollywoodが引用したEntertainment Weeklyのインタビューにおいて、ジョンソン本人とトーマス・ケイル監督が説明を行っている。ケイル監督は水上撮影の物理的な厳しさを強調し、かつらのデザインについて「本物の浮力が必要だと分かっていた」と述べた。さらに「水を含むと7ポンド(約3キロ)ほど重くなり、それを一日に何時間も装着しなければならない」と付け加えた。ジョンソンは「特殊メイクと髪、そしてボディスーツを合わせると計40ポンド(約18キロ)の重さになる」という予期せぬ困難を説明した。彼は「俳優として演技をするにしても、歌うにしても自由さがあるものだが、40ポンドの特殊メイクと髪、ボディを纏った状態で自分の感情をどう表現するかは調整が必要だった」と語った。本作の制作は、ジョンソンが体重を増やしたベニー・サフディ監督の『The Smashing Machine』や、その後の『Lizard Music』に向けた減量作業の合間に行われた。しかしマウイ役に関しては、ボディスーツに合わせて体格を維持する必要があり、「マウイは大柄な男で、痩せるとここが細くなってしまう」と首を指差して説明した。彼はそのプロセスを「スーツのせいで非常に暑く、過酷だった」と振り返り、撮影の合間にはスタッフが扇風機を使ってケアしていたという。また、ジョンソンはこの役が持つ重みについて、「自分たちが航海者や戦士であった先祖や文化を代表しているのだと実感する。誇りと喜びがそこにはある。だからこそ責任を感じるし、特別な重みがある」と語った。映画は7月10日に劇場公開予定である。