エマ・ラドゥカヌは、ルーマニアのクルージュ・ナポカで行われるTransylvania Openの準決勝に進出。マヤ・フヴァリンスカー相手にストレートセットで勝利した。英国選手の好調ぶりは、フランシスコ・ロイグコーチとの契約解除からわずか1週間後のもの。5シーズンで9人目のコーチ交代だ。今後1勝で2022年以来初のトップ25入りが可能となる。
WTA 250 Transylvania Openのトップシード、エマ・ラドゥカヌは、2026年2月5日のクォーターファイナルで予選勝ち上がりマヤ・フヴァリンスカーを6-0、6-4で破り、クルージュ・ナポカでの好調を維持した。これでツアーレベル5度目の準決勝進出となり、次は世界91位のオレクサンドラ・オリニコワと対戦する。大会序盤、第2ラウンドではカヤ・ユヴァン相手に0-5から驚異のカムバックを果たし、最後の14ゲーム中13を奪取した。2021年全米オープン(唯一のWTAタイトル)を制した23歳の英国人選手は、コーチの頻繁な交代に悩まされている。先週末、オーストラリアンオープン第2ラウンド敗退直後にフランシスコ・ロイグと決別。ロイグはラファエル・ナダルのグランドスラム22勝時代、スローン・スティーブンス、マッテオ・ベレッティーニらを指導したベテランで、昨夏ラドゥカヌに合流した。過去のコーチにはナイジェル・シアーズ、アンドリュー・リチャードソン(全米制覇時)、トルベン・ベルツ、ドミトリー・トゥルスノフ、セバスチャン・ザックス、ニック・カヴァデイ、2025年のマーク・ペッチィ復帰など。暫定コーチは元英国プロのアレクシス・キャンター。試合後ラドゥカヌは「アレクシスは素晴らしい人。この週たくさん助けてくれ、ひたすら仕事に集中した」と称賛。ドーピング違反で出場停止中のシモナ・ハレプ(グランドスラム2勝)がチーム加入との噂を否定し、「ツアーでコーチングするより良いことあるはず!」とジョーク。WTAレジェンドのキム・クライシュテールスはLove Allポッドキャストで懸念を表明:「そんな話聞くと、誰が決めているのか気になる。彼女?エージェント?父親?」同胞グレッグ・ルセドスキは2021年のアグレッシブスタイル復帰を勧め、「USオープン優勝が最大の難関。まずは最低レベルのWTAタイトルから積み上げよう」と助言。フヴァリンスカー戦勝利でライブランキング27位浮上、準決勝勝てばトップ25入り。ルーマニア系血統を持つ室内ハードイベントは、2度目のWTAタイトルを目指す上で特別な意味を持つ。