ホルモンが日常生活や健康をいかに形作っているかを詳述した新刊の抜粋が公開された。
ロンドンの教育病院で内分泌専門医を務めるサイラ・ハミード博士は、ホルモン系に異常をきたした患者との自身の診療の様子を描写している。急激な体重増加や不妊症、不安といった症状は、多くの場合、こうした化学信号の乱れに起因していると彼女は指摘する。ハミード博士は、1902年にアーネスト・スターリングとウィリアム・ベイリスが発見したことに端を発するホルモンの歴史に触れ、「刺激する」や「呼び起こす」を意味するギリシャ語からこの言葉が生まれた経緯を解説している。彼女は、検査機器に頼る医療よりも、患者の話に耳を傾けることを自身の専門分野において何よりも重視している。この抜粋は、ハーパー社から出版された彼女の著書『Signals: The Hidden Power and Secret Language of Hormones』から引用されたものである。