米連邦通信委員会(FCC)は来月、インターネットサービスプロバイダー(ISP)に対し、ブロードバンド料金ラベルにすべての転嫁手数料を明記するよう求めている義務を撤廃する採決を行う予定である。草案では、これらの料金をカバーする「上限額」を1つ提示することを認める内容となっている。変更は7月22日の委員会で審議される予定である。
米連邦通信委員会は、ISPに対して政府や第三者から転嫁されるすべての任意の手数料の明細を表示する義務を撤廃する命令案を検討する。これにより、事業者は代わりに特定の場所における手数料の総額の上限、または正確な合計額を表示することが可能となる。
また、この草案では、注文ページやアカウントポータルにラベルをすべて表示するのではなく、リンクで対応することも認めている。さらに、機械可読なスプレッドシートや電話での情報開示に関するルールも緩和され、担当者が重要な項目を会話形式で要約できるようになる。
パブリック・ナレッジ(Public Knowledge)や全米消費者法センター(National Consumer Law Center)などの公共利益団体は、これらの動きに反対するコメントを提出した。これらの団体は、こうした変更が隠れた料金を悪化させ、デジタルデバイドを拡大させる恐れがあると警告している。一方、USTelecomやNCTAなどの業界団体は、コンプライアンス上の負担が軽減されるとして、この計画を支持している。
これらの提案は2025年10月に発表された規則案に基づいている。承認されれば、規則は連邦官報への掲載から30日後に施行される。