米議会が夏季休会に入ったにもかかわらず、議員らは今年中の「Clarity Act(透明性法)」成立に向けて作業を続けている。中間選挙が迫る中で議論の時間は限られているものの、プロセスを注視する関係者の間では依然として楽観的な見方が残っている。
同法案は、ホワイトハウス顧問のパトリック・ウィット氏が以前に期待を寄せていた7月4日時点での署名・成立には至らなかった。上院の農業委員会および銀行委員会のスタッフは、議員らが休会中であるにもかかわらず、舞台裏で異なる条文のすり合わせを続けている。ドナルド・トランプ大統領は、2025年の年間資産開示で20億ドルの所得を報告し、そのうち約14億ドルが暗号資産関連の活動によるものだった。これを受け、エリザベス・ウォーレン上院議員とルーベン・ガジェゴ上院議員は、公職者が同分野から利益を得ることを制限する倫理条項の導入を改めて求めている。機関の独立性に関する先日の最高裁判決は、現在の主要な協議内容には影響を与えていないが、民主党は引き続きSEC(証券取引委員会)とCFTC(商品先物取引委員会)の人事について超党派での承認を目指している。上院は2026年8月7日に閉会する予定であり、議論と採決に向けられた時間はわずかとなっている。