ミルウォーキー郡の元判事ハンナ・デューガン被告は、昨年連邦移民局職員の職務を妨害したとして有罪判決を受けており、7月8日に量刑が言い渡される予定である。
連邦検察当局とデューガン被告の弁護団は、公判を前にそれぞれ反対の意見書を提出した。検察側は、デューガン被告が司法権を悪用して移民の逮捕を逃れる手助けをしたとして、「一線を超えた」と指摘し、厳しい判決を求めている。
一方、デューガン被告側の弁護団は、被告がすでに多大な個人的・職業的代償を払っているとして、未決勾留期間の算入を求めている。67歳の元判事である同被告は、2025年12月の有罪評決を受けて辞任した。
本件は、2025年4月18日に発生した出来事に端を発する。デューガン被告は、移民のエドゥアルド・フローレス・ルイス氏を陪審員用通路に誘導し、ICE(移民税関捜査局)の捜査官から逃れさせた疑いが持たれていた。陪審団は、重罪1件については有罪評決を下したが、軽罪については無罪評決を出した。
デューガン被告は、言い渡される刑罰の内容にかかわらず、連邦第7巡回区控訴裁判所に控訴する方針である。