米連邦地方裁判所は、ICE(米移民税関捜査局)捜査官の業務を妨害したとして有罪判決を受けた元ウィスコンシン州裁判官ハンナ・デューガン氏による、判決の取り消し請求を棄却した。この判決は、2025年4月にミルウォーキーの裁判所で発生した事件を巡るもので、火曜日に言い渡された。デューガン氏は昨年12月、連邦政府の強制送還手続きを妨害したとして有罪判決を受けている。
リン・アデルマン連邦地方裁判所判事は、コモン・ロー(慣習法)上の特権がデューガン氏を責任から守るという主張を退け、32ページにわたる決定を下した。同判事は、今回のICEの作戦はエドゥアルド・フローレス=ルイス容疑者に対する指名手配に基づくものであり、機関の手続きに従っていたと指摘した。
デューガン被告(67)は、DV容疑の審問後、フローレス=ルイス容疑者が陪審員用出入口から退去するのを手助けしたとして、重罪1件で有罪判決を受けた。検察側は、同被告が捜査官に対し、司法令状が必要であると虚偽の説明をしたと主張していた。
同被告の弁護団は、この決定に対しさらなる不服申し立てを行う予定である。デューガン被告は最高で禁錮5年の刑に処される可能性があるが、執行猶予となる見通し。判決言い渡しの期日は未定である。