昨年、カリフォルニア州での移民法執行活動に対する抗議中に逮捕されたエイドリアン・マルティネス被告が、連邦検察による起訴の棄却を求める申し立てを行った。この申し立ては、ドナルド・トランプ前大統領がマール・ア・ラーゴに機密文書を保管していたとされる事件で、アイリーン・キャノン連邦地方判事が特別検察官の任命を違憲として訴訟を却下した判決を根拠としている。弁護側は、マルティネス被告の事件を担当する検察官の地位が法的に不当であると主張している。
ピコ・リベラ在住のマルティネス被告(20)は、2025年6月に国境警備隊による移民摘発が行われた際、ロウズ(Lowe's)の店舗前での抗議活動に参加した。被告は捜査官への暴行容疑で拘束されたが、後に公開されたビデオ映像には被告による暴行の事実は映っていなかった。当初の告発状では、連邦捜査官の職務執行を妨害する共謀容疑が指摘されており、同年8月に起訴されていた。