インダストリアルバンドのHealthは、4月9日に通算4枚目のリミックスアルバム『R-Type IV』をリリースした。本作は、ミネアポリスとシカゴでの完売公演を目前にして発表された。2月末の『R-Type I』から続くシリーズの最新作となり、彼らにとって2025年12月のアルバム『Conflict DLC』に続く作品となる。彼らは、殺伐としつつも瑞々しいサウンドで知られている。
Jake Duzsik、John Famiglietti、B.J. Millerによって結成されたHealthは、2007年にセルフタイトルのアルバムでデビューした。19年間で6枚のフルアルバムを発表してきた彼らは、感情的な恐怖を捉えた中毒性の高いビートと、ユーモアのあるソーシャルメディアでの発信で支持を広げてきた。2025年12月にリリースされた最新のフルアルバム『Conflict DLC』について、Duzsikは「ネオ・インダストリアルな哀愁とディストピア的な楽曲だが、同時に楽しい作品でもある」と語っている。ロサンゼルスの自宅で行われたインタビューで、Duzsikは本作のインスピレーションの源として、文明の崩壊やテクノクラート(技術官僚)による悪夢といった要素を挙げた。『R-Type』シリーズはハイペースなリリースが続いており、『R-Type IV』はミネアポリスとシカゴでの完売公演の前日にリリースされ、その後もトロント、ブルックリン、ワシントンD.C.、ナッシュビル、オースティンとツアーが続く。Duzsikは、バンドが一貫性を保てている理由について、常に新曲を書き続ける習慣を崩していないからだと話した。Healthはこれまでに、Nine Inch NailsのTrent Reznor(『Isn't Everyone』)、DeftonesのChino Moreno(『Anti-Life』)、Bad Omens(『The Drain』)、Lamb of God(『Cold Blood』)、Chelsea Wolfe(『Mean』)といったビッグアーティストとコラボレーションを行っている。NINやBad Omensとの楽曲はBillboardのHot Hard Rock Songsチャートにもランクインした。夢のコラボレーション相手としてはDepeche Modeや2hollisを挙げており、お気に入りのコラボとしてはXiu XiuやNINとの作品を挙げている。また、バンドは2023年からブランドロゴ入りのコンドームやバットプラグといった遊び心のあるグッズも販売している。2025年7月にHarry Stylesが発表したプレジャー製品ブランド「Pleasing」について、Duzsikはもし自らのグッズに触発されたものならば光栄だと述べた。なお、Healthはライブ会場での無料フェンタニル検査キット配布を通じて団体「END OVERDOSE」を支援しており、Unicefなどの慈善活動も推奨している。