Google DeepMindからスピンオフしたIsomorphic Labsは、同社がAIを用いて設計した医薬品が臨床試験の段階に進むことを発表しました。ロンドンで開催されたWIRED Healthで、マックス・ジェイダーバーグ社長が「新規医薬品の広範かつエキサイティングなパイプライン」について言及し、明かしたものです。この開発は、DeepMindのAlphaFoldプラットフォームの成果に基づいています。
Isomorphic Labsのマックス・ジェイダーバーグ社長は、ロンドンで開催されたWIRED Healthにおいて、同スタートアップが人工知能を駆使して「新規医薬品の広範かつエキサイティングなパイプライン」を構築したことを明らかにしました。Google DeepMindの技術を基盤に創出されたこれらの医薬品は、安全性と有効性を検証するため、臨床試験へ移行することになります。Isomorphic Labsは、AIの創薬応用を目指すGoogle DeepMindからのスピンオフ企業として設立されました。Google DeepMindのAlphaFoldは、タンパク質の構造をかつてない精度で予測することで、科学者のタンパク質に対する理解を一変させました。ジェイダーバーグ氏の発表は、タンパク質モデリングから、実際の創薬や臨床試験へと移行する次なるフェーズを示すものです。バイオテクノロジー企業が医薬品開発の加速化を目指し、AI導入を強める中で今回の動きは注目を集めています。Isomorphic Labsの幹部は、同社のパイプラインが持つ可能性を強調しましたが、医薬品の詳細や試験のスケジュールについては明らかにされていません。