シュトゥットガルト・オープン2回戦で、ジャスミネ・パオリーニが試合中に涙を見せ、その直後にゼイネップ・ソンメズが圧倒的な勝利を収めた。2024年にグランドスラム決勝進出を果たしたイタリアのパオリーニは、わずか75分で6-2, 6-2のストレート負けを喫した。勝利したソンメズは、次戦でレイラ・フェルナンデスと対戦する。
ゼイネップ・ソンメズは、ジャスミネ・パオリーニとの対戦で序盤から主導権を握った。トルコ出身のソンメズは、第1セットの第1ゲームと第5ゲームでパオリーニのサービスゲームをブレークし、6-2で先取した。その勢いは第2セットも続き、5-2とリードしたチェンジオーバーの際、パオリーニが悔しさのあまり涙を流す場面があり、その様子を捉えた動画がソーシャルメディアで広く拡散された。ソンメズはその後、揺らぐことなくセットを締めくくり、6-2で勝利を収めた。パオリーニのこの感情的な振る舞いは、昨年のドバイ・テニス選手権を彷彿とさせる。当時も転倒した後に涙を見せ、ソフィア・ケニンに敗れていた。今回の敗戦は、パオリーニにとって試練の2026年シーズンにおけるさらなる低迷を印象づけた。世界ランキングは3位から8位まで後退し、戦績は10勝6敗。昨年ベスト4に進出した今大会でのポイント防衛という重圧もあった。近年の成績を見ると、全豪オープンでは3回戦敗退、カタールではマリア・サッカリに初戦敗退し、ドバイではアレックス・エラ、メリダ大会準決勝ではクリスティーナ・ブクサ、インディアンウェルズではタリア・ギブソン、マイアミではエレナ・オスタペンコに敗れている。調子を取り戻すべく、パオリーニはチーム体制を刷新した。短期間タッグを組んだマルク・ロペスと別れ、10年間連れ添ったレンゾ・フルランとも離別した。イタリアのテレビ番組で発表された新たなコーチ陣には、リュドミラ・サムソノワの元コーチであるダニーロ・ピッツォルノと、戦術面でサラ・エラニを招聘したが、クレーコートシーズンを目前に控えた今も、体制変更の成果はまだ一貫した結果にはつながっていない。