アレクサンドラ・エラは、ドバイ・テニス選手権で世界8位のジャスミン・パオリーニに劇的な勝利を収め、6-1、7-6(5)で3回戦進出。20歳のフィリピン選手は観客の熱い声援に後押しされ、キャリア3度目のトップ10撃破を果たした。ドバイでのベスト16進出は初となる。
火曜夜のドバイ・アビエーション・クラブ・テニスセンターで、アレクサンドラ・エラはWTA1000第2ラウンドでジャスミン・パオリーニを6-1、7-6(5)のストレートで下した。試合は1時間40分続き、エラは緊張の第2セットタイブレークで5試合マッチポイントを決め、番狂わせを完成させた。大会を47位で臨んだエラは第1セットを支配し、1stサーブ67%を決め、そのポイント86%をキープし、ブレークポイントを1度も許さなかった。第2セットでは2-1リードのブレークを奪ったが、パオリーニが3-3に追いつき、5-4で3つのマッチポイントをセーブ後、返球ブレークでタイブレークに持ち込んだ。エラは2セットポイントをしのぎ、タイブレークを制し、最初の8ポイント全てがウィナーで決まった。勝利はフィリピン人観客を沸かせ、「フィリピン熱狂」と形容される' Ale, Ale, Ale'のチャントを生んだ。試合後、エラはタガログ語で観客に語りかけ、2001年の大会開始以来初のフィリピン人ベスト16進出、1990年以来の複数WTA1000での偉業を果たした。コート上インタビューでエラは「感情が溢れ出てる。緊張がすごかった、特に第2セット。だから突破できて本当に嬉しい。(パオリーニ)は素晴らしい相手、トップ10でここ元覇者だから、このレベルで戦えたのは大きな達成」と。会見では「自分にいいプレーしてると言い聞かせ…チャンスごとに勇敢にボールを攻めた」と。 この勝利でエラはキャリアハイの38位(+9、1337ポイント)へ。第20歳168日で複数WTA1000トップ10撃破のアジア人最年少、大坂なおみの記録更新。前回のトップ10勝ちは2025マイアミのマディソン・キーズ、iga Świątek戦。1回戦はヘイリー・バプティストが6-4、0-1で棄権し3回戦へ。次は世界32位ソラナ・チルステア(10シードのリンダ・ノスコバを6-1、6-4で下す)と対戦。勝てば約32位、1432ポイント。