デザイナーのフアン・ビダルは、イスタンブールへの旅から着想を得たスペイン2026年秋コレクション「エデン(Edén)」を発表した。ショーでは、エレガンスと官能性を融合させた流麗なシルエットが披露された。ビダルはデザインにおいて、団結とクラフトマンシップというテーマを強調した。
フアン・ビダルは、スペインの2026年秋ファッション・プレゼンテーションにおいて最新コレクション「エデン」を発表した。ヴォーグ誌に対して本人が語ったところによると、イスタンブールへの72時間の滞在から着想を得たこのコレクションには、官能性、精神性、そして文化の要素が組み込まれている。「これは団結についてのコレクションです。一見すると対照的な二つの世界がいかにして出会い、新しいものを生み出すかというテーマです」とビダルは説明した。重要なインスピレーション源となったのは、イスタンブールのアンティークショップで見つけた刺繍入りのブランケットであり、クラフトマンシップの力、物の蓄積、そして物体に宿る記憶の重要性を強調しているという。「その時、私はクラフトマンシップと物の集積、そして物体が抱く記憶が持つ深い力に気づいたのです」と彼は述べた。作品群は、エレガンスと官能性を両立させた、流麗なシルエットのレイヤードスタイルが特徴となっている。赤、ピンク、青、緑からなる豊かなカラーパレットが全体を支配し、ストライプや花柄といった予期せぬプリントの組み合わせが繊細な効果を添えている。ツイストやラッフル、遊び心のあるプロポーションといったディテールが、装いに柔らかな立体感を与えている。