パニフィロ・ラクソン上院臨時議長は、数十億ペソ規模の洪水対策スキャンダルに関する上院の調査において、証拠が示唆すればマルコス大統領も例外ではないと述べた。ただし、ソーシャルメディア上でなされた大統領に対する宣誓供述のない告発には法的効力はないとした。ラクソン氏は公聴会を再開するため「委員長進捗報告書」の作成を進めている。
ラクソン氏はdzBBのインタビューで、「もし証拠が大統領を指し示すのであれば、それに対して我々ができることは何もない」と語った。同氏は、キックバックが直接大統領官邸に届けられたというザルディ・コー元下院議員のFacebook上の主張を一蹴した。ラクソン氏は「ザルディ・コー氏の話は宣誓の下でなされたものではないため、証拠価値はない」と述べた。同様の基準を、マルコス大統領を関与させたものの裏付けに欠ける元内部告発者のオーリー・グテザ氏にも適用した。調査の膠着状態を打開するため、ラクソン氏は8回の公聴会で得られた知見、視覚資料、証拠をまとめた「委員長進捗報告書」を作成している。これは、非公式にコピーを要請してきた司法省とオンブズマンの助けとなることを目的としている。「委員長進捗報告書を提出することは、中間報告書を提出するのと同じことだ」と同氏は説明した。報告書が提出され次第、公聴会を再開する予定であり、ラクソン氏はマーティン・ロムアルデス元下院議長を再び召喚することに意欲を見せている。