俳優のルーク・グライムズが、『イエローストーン』シーズン1に登場した恐竜の骨に関する謎が解明されなかった理由を明かした。インタビューによると、シーズン2でこのエピソードを再登場させる計画があったものの、製作陣や放送局の幹部によって却下されたという。このストーリーラインは、グライムズ演じるケイシーと息子のテイトが盗まれた骨を掘り出すというものだった。
『イエローストーン』シーズン1では、ルーク・グライムズ演じるケイシー・ダットンと、ブレッケン・メリル演じる息子のテイトが恐竜の骨を発見するが、後にそれが盗まれるという出来事があった。テイラー・シェリダンが手掛けたこのドラマにおいて、この伏線は解決されないまま忘れ去られ、ファンの間で長年謎とされてきた。グライムズは「ラジオ・タイムズ」の取材に対し、シーズン2の最終回でこの伏線を回収する計画があったことを認めた。「シーズン2の当初の結末には多くの修正案が出ました。調整の結果、残念ながら恐竜の骨の物語はカットされることになったのです」とグライムズは語った。彼はこの決定が、複数のプロデューサーや放送局、スタジオが関わるテレビ制作の政治的な事情によるものだと説明している。当初の計画では、ケイシーが列車を乗り継いで泥棒に立ち向かうという冒険的な展開が予定されていた。「クレイジーな内容でした。現実離れしていたのです」とグライムズは振り返る。スタジオの幹部たちは、それが牧場を軸とした物語の主旨から大きく逸脱していると感じたようだが、本人としてはワクワクするアイデアだったという。結局、シーズン2の最終回では、ケイシーとケビン・コスナー演じるジョン・ダットンが、誘拐されたテイトを民兵組織から救出し、ベック兄弟と対決するという展開になった。『イエローストーン』が完結した今、グライムズはこうした舞台裏の事情を明かすことにためらいはないようだ。