ショーン・ヘルナンデス被告は、フィラデルフィアの住宅の地下室で交際相手の2歳の娘を暴行し死亡させたとして、殺人罪などに問われている。事件は2025年12月8日、サウス・ビーチウッド・ストリート2100番街の住宅で発生した。検察側は先日の公判で虐待の詳細を明らかにした。
ラフィ・ゴーラムという別名も持つショーン・ヘルナンデス被告(21)は、キーモニ・ビーンちゃんの死亡に関連し、殺人、児童福祉を危うくする行為、犯罪に使われる凶器の所持、他者を無謀に危険にさらした罪などに問われている。裁判記録や木曜日に提出された証言によると、法医学病理医は、子供の遺体には窒息の兆候と、頭部や胴体への鈍的損傷が見られたと述べている。フィラデルフィア・インクワイアラー紙によると、キーモニちゃんの母親であるカニジャ・ビーンさんは公判で、恐怖と虐待が蔓延する環境について語った。母親によると、2025年12月8日、ヘルナンデス被告は当時2歳だった娘の腕をつかんで地下の寝室に連れて行き、その後、眠っていた娘をサンダルで叩いたという。ビーンさんは、被告が泣き叫ぶ子供に黙るよう命じ、充電コードで両手を縛り、毛布で包んだ上で、金属製の棒を持って苦しそうに呼吸する娘の上に立っていたと証言した。過去にマチェーテ(山刀)や銃を使ったトラブルがあったことから、自分の身の安全を恐れたビーンさんは介入できなかったという。その後、2人は買い物に出かけ、戻ったところ床で反応のない状態のキーモニちゃんを発見した。同児はフィラデルフィア小児病院で死亡が確認された。また、2階にいたアンソニー・ローリー(21)とアリシア・マクニール(20)の2人も、警察に虚偽の報告をしたとして司法妨害罪に問われている。検察側は、ヘルナンデス被告がビーンさんに自分をかばうよう促したメッセージを提示しており、その中には「俺をかばうと約束してくれるか?」という内容も含まれていた。フィラデルフィア地方検事のラリー・クラスナー氏は昨年12月、「この2歳の子供に起きた出来事に対し、我々は憤慨すべきだ」と怒りをあらわにした。ヘルナンデス被告は5月21日に再び出廷する予定である。