ペンシルベニア州チェスターで2歳の息子を暴行し死なせたとして、シンシア・ロビンソン容疑者が第1級殺人の罪で起訴された。交際相手のフランク・ウォルトン・シニア被告は、虐待を隠蔽するために救急医療を妨害した疑いが持たれている。当局は2025年11月に発生したこの事件の捜査を経て、両名を起訴した。
2025年11月5日午後11時ごろ、警察はチェスターのバトラー・ストリート900番台の住宅から、意識不明で心停止状態の幼児が頭部に外傷を負っているとの通報を受け出動した。デラウェア郡地方検事局の裁判書類によると、男児は搬送先の病院で死亡が確認され、死因は頭部および胴体への鈍器による外傷であった。事件当時、家には他に3人の子供がいたが、ロビンソン容疑者が主張した「きょうだいが死なせた」という説明は、捜査により不可能であると判断された。34歳のロビンソン容疑者には児童虐待の前歴があり、以前にも子供の周囲での薬物使用に関連した危険行為で監視下に置かれていた。当局によると、事件の前日にも、目撃者がロビンソン容疑者が血を流す男児に罵声を浴びせ、腰の高さから床に落とす様子を目撃していたという。同容疑者は第1級殺人、第3級殺人、共謀、加重暴行、児童虐待の罪に問われている。58歳のウォルトン・シニア被告は、医療介入を妨害したとして、第3級殺人、共謀、過失致死、児童虐待の罪で起訴された。デラウェア郡のタナー・ラウス地方検事は、「この容疑は痛ましく、深く憂慮すべきものだ」とし、「愛し、守り、世話をするという基本的な責任を負うべき者たちの手によって、幼い命が奪われた」と述べた。ロビンソン容疑者は勾留されており、月曜日に罪状認否が予定されている。ウォルトン被告は罪状認否後に保釈が却下され、4月28日に予備審問が行われる。