ペンシルベニア州で、4歳の自閉症の息子を24時間以上放置し死亡させたとして、母親が重罪に問われている。エイミー・マリー・ルールマン被告は4月7日に911(緊急通報用電話番号)に通報し、当初は息子が眠っていると思っていたと主張していた。当局は、医療証拠と被告の二転三転する説明から、深刻な育児放棄があったと判断している。
ウェイーンズボロ警察は4月7日の午後1時過ぎ、プラット・コート500ブロックにある住宅への911通報を受け出動し、エイミー・マリー・ルールマン被告の4歳になる言葉を発しない自閉症の息子がその場で死亡しているのを確認した。捜査当局によると、男児は死亡してからかなりの時間が経過していたとみられる。ルールマン被告は指令係に対し、午前11時頃に息子が椅子に手をかけた状態で膝をついているのを発見し、眠っているものだと思い込んだが、約1時間後に反応がなく息をしていないことに気づいたと説明していた。被告は、息子がイースター・サンデーから胃の不調と嘔吐の症状があったため、その日の朝にタイレノールを与えたと語り、自閉症以外に健康上の問題はなかったと述べていた。当局は今週、被告を子供の福祉を危うくした重罪で逮捕したと発表した。その後ルールマン被告は時間経過についての説明を修正し、午前4時頃に息子が膝をついているのを見たものの確認せずに寝室に戻ったこと、その後写真を撮って親族に送信したこと、1時間以上浴室で過ごしたこと、そして子供が冷たくなっていることに気づいて初めて911に通報したことを認めた。フランクリン郡の検視官は、男児が死亡して24時間以上が経過しており、体重が同年齢の平均である35ポンド(約16キロ)を大きく下回るわずか25ポンド(約11キロ)しかなく、栄養失調の兆候が見られたと断定した。自宅内は散乱しており、誰でも手に取れる場所に薬物使用の器具が置かれていたほか、イースター・サンデーに訪問した友人が明らかに体調の悪い男児の受診を強く勧めたにもかかわらず、ルールマン被告はこれを無視していた。被告は、自身の治療を優先する一方で、2年間で少なくとも5回の息子の医師の予約をすっぽかしていたことを認めており、息子の食事について、主にポテトチップスやチキンナゲット、ミニパンケーキを与えており、時には服を食べてしまうこともあったと語った。検察側は、こうした事実や時間の矛盾、被告の供述に基づき、育児放棄が男児の健康状態の悪化を招いた相当な理由があると指摘している。今週中に検視解剖が行われ、正式な死因が特定される予定である。ルールマン被告は100万ドルの保釈金を課されフランクリン郡刑務所に勾留されており、4月21日に予備審問が予定されている。