カンザス州のシャナ・ケイ・ウィットン被告は、2025年8月に15か月の息子マシュー君を窒息死させたとして、殺人罪などで起訴された。犯行の1か月前には息子の寝室に放火した疑いも持たれている。セジウィック郡保安官事務所は、検視の結果を受けてこの死を殺人事件と断定した。ウィットン被告は、放火容疑で逮捕された2025年10月から勾留されている。
カンザス州クリアウォーター在住のシャナ・ケイ・ウィットン被告(31)は、息子マシュー・ウィットン君を死亡させたとして、第1級重罪殺人罪、児童虐待罪、加重児童危害罪、加重放火罪などで告発された。事件は2025年8月25日、ウィチタから南西に約40キロ離れたイースト・ジャネット・ストリートにあるミモザ・アームズ・アパートメントで発生した。通報を受けて駆けつけた警察官が、意識がなく呼吸をしていない男児を発見。男児はウィチタ市内の病院に搬送され救命措置がとられたが、3日後に死亡した。当初、ウィットン被告は「息子が食べ物を喉に詰まらせた」と主張しており、近隣住民に対してもミートボールやスパゲッティ・オーズなど、一貫性のない説明をしていた。当局はその後、男児が寝室にいた7月の放火事件と今回の死亡との関連を特定した。消防当局による調査で放火が確認され、ウィットン被告は2025年10月に加重放火6件および放火2件の罪で起訴されていた。2026年1月に完了した検視の結果、マシュー君の死因は意図的な窒息による低酸素性虚血性脳症の合併症であり、殺人と判断された。訴状によると、ウィットン被告は男児の鼻や口を塞いで呼吸を妨害したほか、火災時にも男児を危険にさらしたとされる。今月初め、刑事らは捜査結果をセジウィック郡地方検事局に提出した。セジウィック郡のジェフ・イースター保安官はKAKEテレビに対し、徹底した捜査であることを強調し、「こうした捜査には時間がかかる。我々には正確を期す責任があるからだ。刑事たちは事実関係を解明し、自ら声を上げられない子供たちの代弁者となるべく尽力している」と述べた。また刑事らは、2024年7月に死亡したウィットン被告の2歳の娘、ジプシー・ローズ(ジョリーン・ジョジョ・ナオミ・ウィットン)ちゃんの死についても調べている。保安官は、溺水未遂や別の窒息事件を含む、さらなる虐待の事例についても言及した。