ハッカーがMetaのAIサポートチャットボットを悪用し、アカウントに紐付いたメールアドレスを変更させることでInstagramアカウントを乗っ取る事件が発生した。この脆弱性により、VPNで位置情報を一致させることで、二要素認証なしでのパスワードリセットが可能となっていた。Metaは5月29日に緊急パッチを適用し、問題を解決した。
この攻撃手法は、パスワードリセットを開始し、チャットボットに標的アカウントのメールアドレスを更新させるというものだった。セキュリティ研究者によると、この手法は2月から確認されており、3月以降はTelegram上で広く議論されていた。被害に遭った著名なアカウントには、親イラン的な画像が投稿されたバラク・オバマ米大統領時代のホワイトハウス公式アカウントや、宇宙軍最上級曹長のアカウントのほか、Sephoraなどの企業アカウントや、闇市場で100万ドル以上の価値があるとされる短いハンドルネームのアカウントなどが含まれている。