Meta社は7月23日、人工知能(AI)に対する前向きなビジョンを打ち出した新しい広告キャンペーンを公開した。1分間の動画では、特定のAIツールについての詳細は控えられ、一般的なシーンの映像とともに、世界の終わりを歌ったデヴィッド・ボウイの楽曲が使用されている。
Meta社のInstagramアカウントに投稿されたこの広告は、AIが「人々のつながりを希薄にする」ことも「取り残す」こともないとしている。動画には「Muse Spark」モデルや「Meta AI」のインターフェースが短く映し出されるが、中心となっているのは群衆、ダンスをするカップル、ソーシャルメディアアプリの映像である。
マーク・ザッカーバーグCEOは、この取り組みは「未来はすべての人々のものである」ことを示し、「AI悲観論者」に対抗することを目的としていると述べた。最高マーケティング責任者(CMO)のデニス・モレノ氏は、同社はAIが人々のつながりや主体性を低下させるのではなく、むしろ人々に力を与えるものだと信じていると語った。
また、このキャンペーンでは「Oakley」のフレームや「カイリー・ジェンナー」ブランドのモデルなど、Meta社のスマートグラスも紹介されている。BGMとして流れるデヴィッド・ボウイの楽曲「Five Years」の歌詞には、滅びゆく地球についての言及が含まれている。
Meta社は最近、AIによる生産性向上を理由とした人員削減や、AIシステムの学習に著作権で保護された素材を無断で使用したとして出版社から訴訟を起こされるなど、批判にも直面している。