トム・ブレイディはNFLへの復帰について問い合わせを行ったが、ラスベガス・レイダースの少数株主であるため、リーグのオーナーシップ規則による制約を受けている。スーパーボウルで7度の優勝を誇るブレイディは、先日のフラッグフットボールのイベントでタッチダウンパスを成功させたものの、現在の引退生活に満足していることを改めて強調した。2023年7月に改定されたNFLのポリシーでは、オーナーが自チームの選手としてプレーすることを禁じている。
2022年シーズン終了後に引退したトム・ブレイディは、先週末に開催されたファナティクス・フラッグフットボール・クラシックで「ファウンダーズ」チームのキャプテンを務めた。チームはTeam USAに16-43で敗れるなど2連敗を喫した。ジェイレン・ハーツに代わって出場したブレイディは、48歳とは思えないプレーを見せ、フォースダウンからステフォン・ディグスへのタッチダウンパスを決めた。試合後、CNBCの取材に対しブレイディは「フラッグフットボールの試合に出るのは楽しかった。ヒットを受けないのもいい。今はたくさんの楽しいことに取り組んでいる。フィールドで素晴らしいアスリートたちにパスを送ることはいつまでも色あせない経験だが、この試合を通じて自分が引退生活にとても満足していると再確認した」と語った。それにもかかわらず、ブレイディは復帰の可能性を探ったことを明かした。「実は問い合わせてみたんだ。彼らはあまりいい顔をしなかったよ。それ以上は言わない。いろいろな可能性を探ったが、私は引退生活をとても楽しんでいる。それだけは言っておくよ」と述べている。この障壁は、2023年7月のNFL規則改定によるもので、ブレイディのようにレイダースの株式を保有する者は自チームでプレーすることが禁止されている。以前の基準でも、サラリーキャップの問題や利益相反を避けるため、オーナーが他チームでプレーすることは禁じられていた。現役復帰を目指すならば、ブレイディはレイダースの持ち株を手放し、Foxでの放送業務を中断した上で、関心を持つチームを探す必要がある。42歳でピッツバーグ・スティーラーズでの2026年シーズンに備えるアーロン・ロジャースや、シンシナティ・ベンガルズと契約した41歳のジョー・フラッコといった選手がいる一方で、ブレイディの競技者としての意欲を満たすには優勝候補のチームが必要であり、長期間のブランクを考えると高いハードルとなる。