ボルチモア・オリオールズはベテラン右腕ザック・エフリンを1000万ドル保証の1年契約で再契約、2027年は相互オプション付き。この動きは2025年のAL東地区最下位(75勝87敗)後の活発なオフシーズンの中で行われ、エフリンは競争の激しい地区で巻き返しを図るチームの刷新ローテーションに加わる。
2025年を75勝87敗でAL東地区最下位という失望のシーズンに終え、ボルチモア・オリオールズは今オフのMLBで最も積極的なチームとなっている。パワーヒッターのピート・アロンソを加え、ライアン・ヘルスリーとアンドリュー・キットリッジで救援陣を強化、グレイソン・ロドリゲスを外野手テイラー・ワードと交換し、プロスペクトとのトレードで投手シェーン・バズを獲得。また、新監督にクレイグ・アルベルナズを任命した。
最新の補強は週末に発表されたザック・エフリンの再契約だ。「右投手ザック・エフリンと2026年シーズンの1年メジャー契約で合意に達しました。2027年は相互オプションです」とチームは発表。「バードランドへようこそ、ザック!」エフリンはカイル・ブラディッシュ、ディーン・クレマー、トレバー・ロジャースの残留組に加え、新加入のバズらとローテーションに入る。予想先発はトレバー・ロジャース、カイル・ブラディッシュ、シェーン・バズ、ザック・エフリン、ディーン・クレマーで、ケイド・ポビッチ、タイラー・ウェルズ、ブランドン・ヤングがバックアップ。
これらの動きにもかかわらず、オリオールズはローテーションのエース級先発をまだ求めている。フリーエージェントにはディラン・シーズ、マイケル・キング、ザック・ガレン、今井達也、レンジャー・スアレス、フランバー・バルデスらがいる。救援陣はヘルスリーがクローザー、キーガン・アキンとアンドリュー・キットリッジがセットアッパーだが、中継ぎは特にイェニエール・カーノの不振もあり強化が必要。
2026年の推定ペイロールは1億5160万ドルで前年比増ながら中位水準。ライアン・マウントキャッスルをトレードして800万ドルを捻出すればさらに補強余地あり。打線ではアドリー・ラッチマンやヘストン・カースタッドら若手が停滞、2024年の上位打線から2025年は低迷。FanGraphsはオリオールズを8位評価、ワールドシリーズオッズは+2200。補強でプレーオフ争い圏内に入ったが、選手の健康と若手の復活が苛烈なAL東地区で鍵となる。