トロント・ブルージェイズはフリーエージェントの投手ディラン・シーズと7年2100万ドルの契約で合意に達したと報じられており、これは球団史上最大のフリーエージェント契約となる。サンディエゴ・パドレスで4.55 ERAのシーズンを終えた右腕は、2025年にワールドシリーズ進出を果たしたローテーションを強化する。繰延金により年俸は約2600万ドルに低下すると見込まれる。
トロント・ブルージェイズはMLBオフシーズンに大きな動きを見せ、ディラン・シーズと7年総額2億1000万ドルの契約で合意に達した(身体検査待ち)。この契約は、2021年シーズン前のジョージ・スプリンガーの6年1億5000万ドルを上回る球団記録。繰延金を考慮すると現在価値は約1億8200万ドルとなり、2026年の年平均価値は2600万ドルと見込まれ、シーズを年俸11位の投手に位置づける。
29歳のシーズはパドレス最終年で8勝12敗、4.55 ERA、94 ERA+、168イニングで215奪三振を記録。四球率がほぼ10%と高いものの、基礎指標は強く、予想ERA 3.46、三振率29.8%とエース級の潜在能力を示す。ブルージェイズはア・リーグ優勝と1993年以来初のワールドシリーズ進出を果たしたばかりで、2026年の優勝争いにシーズを重要な補強と見なす。
この契約はケビン・ガウスマン、シェーン・ビーバー(1600万ドルの選手オプション行使)、トレイ・イェサベッジ、ホセ・ベリオスらを擁する既に厚いローテーションをさらに強化。Steamerの予測ではグループ全体で13.1 fWARを記録し、リーグトップクラスとなる見込み。ただし、2025年に9勝5敗、4.17 ERA、166イニング138奪三振を挙げたベリオスがシーズン終盤に肘の負傷でローテーションから外れた点に疑問符。2026年1870万ドル+オプトアウトのベリオスはスペース確保のためトレードの可能性。
ブルージェイズのマーク・シャピロ社長はチームの魅力を強調:「もうサプライズチームではない。リーグや選手たちはここが素晴らしい場所だと知っている」。ウラディミール・グエレロJr.の5億ドル延長もあり、シーズ前2350万ドルのペイロールが2810万ドルのラグジュアリータックスに近づく中、トロントは積極姿勢。ボ・ビシェットの再契約などの優先事項がカイル・タッカー追跡より優先か。