MLBワールドツアーの一環として、サンディエゴ・パドレスとアリゾナ・ダイヤモンドバックスが今週末、メキシコシティのエスタディオ・アルフレド・ハルプ・ヘルーで2連戦を行う。試合は日本時間の日曜午前7時5分から開始され、標高約2,240メートル(7,349フィート)という高地での開催のため、打撃戦が期待される。ナ・リーグ西地区のライバルである両チームの成績は、パドレスが17勝8敗、ダイヤモンドバックスが14勝11敗と好調を維持している。
MLBは、2019年に開場した収容人数2万人のエスタディオ・アルフレド・ハルプ・ヘルーにおいて、4年間で3回目となるメキシコシティでの公式戦を開催する。過去にもメキシコで公式戦を経験しているパドレスに対し、今シリーズはダイヤモンドバックスが主催チームとなる。これはMLBにとってメキシコで行われる7回目の公式戦シリーズであり、2023年にパドレスがジャイアンツを、2024年にアストロズがロッキーズをスイープした過去のシリーズと同様、クアーズ・フィールドをさらに大きく上回る標高がホームランを量産させる舞台として知られている。現地のインフラ制限により自動ストライク・ボール判定システム(ABS)は導入されず、審判の従来の判定に委ねられる一方、Statcastによる打球速度などのデータ計測は実施される。Statcastのパークファクターは、両翼約101メートル(332フィート)、中堅約125メートル(410フィート)という球場の特徴から、打者有利な環境であることを裏付けている。投手の対戦カードは、土曜がパドレスのヘルマン・マルケス(2勝1敗、防御率3.86)対ダイヤモンドバックスのザック・ギャレン(1勝1敗、防御率3.51)、日曜がパドレスのマイケル・キング(3勝1敗、防御率2.28)対ダイヤモンドバックスのライン・ネルソン(1勝2敗、防御率6.97)となっている。ダイヤモンドバックスのトリー・ロブロ監督は、熱狂的なメキシコのファンについて「メキシコ、特にメキシコシティには素晴らしいファンがいる。我々を応援してくれるファンに、我々がいかに感謝しているかを知ってほしい」と語った。パドレスのクレイグ・スタメン監督は「楽しい遠征になるだろう。心待ちにしている。我々全員にとって素晴らしい雰囲気の中でプレーできるはずだ」とコメントした。関連イベントとして、ユース向けの野球クリニック、文化壁画の制作、没入型野球体験などが予定されているほか、始球式には土曜にWWEのレイ・ミステリオ、日曜にクラブ・アメリカのイスラエル・レイエスが登場する。