オレゴン州の駐車場で、幼児を抱えていた妊婦がジープにはねられる事故が発生し、その後、駆けつけた夫を刺したとして25歳の男が暴行の疑いで訴追された。日曜の午後にロッカウェイビーチで起きたこの事件は、接触事故から暴力沙汰へと発展した。被害者全員の命に別条はない見込みである。
ティラムック郡保安官事務所によると、日曜日の午後1時頃、オレゴン州ティラムック郡のロッカウェイビーチ・ウェイドサイドの駐車場で、2歳の息子を抱えて歩いていた妊婦が銀色のジープ・パトリオットにはねられた。当時、妊婦は夫と共に歩いていた。警察の発表では、車両が停止した後、夫が女性ドライバーに詰め寄ったところ、同乗者のアイザック・ラトレッジ容疑者(25)がジープから降り、武器を使って夫の背中を刺したという。その後、ラトレッジ容疑者を乗せたままジープは現場から逃走したが、数ブロック先でドライバーが徒歩で戻り、保安官代理の捜査に協力した。ラトレッジ容疑者は徒歩で逃走し、衣服を着替えるなどして追跡をかわそうとしたが、間もなく発見され、大きな混乱もなく逮捕された。保安官事務所によると、妊婦と子供も負傷したが回復に向かっている。刺された夫は地元の病院に搬送されたが、完治する見込みである。ティラムック郡のジョシュ・ブラウン保安官はプレスリリースの中で「事件は急速にエスカレートした」と述べ、一歩間違えれば「より深刻な事態を招きかねなかった」と指摘した上で、迅速な対応を見せた保安官代理らと、情報を提供した市民に感謝の意を表した。ラトレッジ容疑者は第1級暴行罪、脅迫罪、武器の不法使用罪、および治安紊乱行為の罪に問われており、4月3日に罪状認否が行われる予定である。