ペンシルベニア州ベンサレムで、夜勤の看護師(58)が、自宅でケアを担当していた3歳の女児の福祉を脅かした罪で起訴された。監視カメラの映像には、この看護師が女児を平手打ちし、ベビーベッドに投げ飛ばし、気管切開チューブの交換を遅らせる様子が映っていたとされる。女児は早産で肺の疾患を抱えており、常時医療的ケアを必要としている。
ベンサレム警察によると、シンディ・デッサー被告は同市ローカスト・アベニューにある女児の自宅で夜勤を担当していた。10月、母親が女児の太ももの内側に親指の形をした痣を発見し、病院へ連れて行った。逮捕状請求資料によると、自宅の監視映像を確認したところ、デッサー被告が女児を平手打ちしたり、ベビーベッドで乱暴に扱ったりする虐待の様子が複数回記録されていた。また、雇用主であるダイナミック・ホーム・ヘルス・ケアの規定に違反し、勤務中に居眠りをしていたことも判明した。映像には、女児が気管切開チューブを抜いてしまった際の深刻な場面も捉えられていた。警察によれば、デッサー被告は女児が息を切らしているにもかかわらず、チューブの再挿入をすぐに行わず、「あんたがやったんだ」と言い放ったという。匿名を希望した両親はWPVIの取材に対し、デッサー被告の20年にわたる経験と女児の肺の状態に対する理解を評価して雇用したと語った。母親は「夜勤をしてくれる人を見つけるのは難しく、彼女は完璧すぎるほどだった」と振り返った。母親はチューブの動画について「最も衝撃的だった」とし、「娘が強くて本当に助かった。ただただ恐ろしい」と述べた。父親は、突き飛ばした場面を「本当に異常でひどい」と非難し、デッサー被告の看護師免許が剥奪されることを望んでいる。デッサー被告は解雇され、現在200万ドルの保釈金でバックス郡拘置所に収容されている。初公判は4月7日に予定されている。