ピート・ヘグセス国防長官は、ウェストポイントの米陸軍士官学校で行われた卒業式において、998名とされる2026年卒業生に対し、高い基準を維持し結束に注力するよう呼びかけた。長官は、近年の人種やジェンダーへの過度な焦点が軍の規律を弱体化させてきたと主張した。
ピート・ヘグセス国防長官は、ウェストポイントでの卒業式演説の冒頭で聖書のイザヤ書6章8節を引用し、軍務に就くことを「遣わされる」という使命に応えることになぞらえた。
2026年5月23日にニューヨーク州ウェストポイントのミッチー・スタジアムで行われた演説の中で、ヘグセス氏は士官候補生たちに対し、陸軍において「基準の低下」や「人種とジェンダーへの固執」といった「緩やかな衰退」を目の当たりにしてきたはずだと述べ、彼が形容するこうした時代は「終わり」であると宣言した。
長官は「多様性こそが我々の強みである」というスローガンを「軍事史上最も愚かなフレーズ」と呼び、そのような考えは「我々の部隊では容認できない」と述べた。また「多様性は強みではなく、団結こそが我々の強みである」と主張し、DEI(多様性・公平性・包括性)の取り組みに関連する議論が戦闘において致命的な結果を招く可能性があると警告した。
記録によれば、ヘグセス氏は「このクラスの998名の偉大なアメリカ人」に向けて語りかけているが、卒業生数に関する陸軍士官学校の公式な報告は、入手可能な情報源からは独自に確認されていない。