民主党のエリック・スウォルウェル下院議員(カリフォルニア州選出)は月曜日、性的非行の疑惑が浮上したことを受け、連邦議会を辞職する意向を表明した。前日にはこの疑惑によりカリフォルニア州知事選への出馬を取りやめており、議会内外からは超党派で同議員の追放を求める声が上がっていた。スウォルウェル氏は疑惑を否定しつつ、有権者への配慮として職務に専念できない状態であることを辞職の理由に挙げた。
7期目となるカリフォルニア州第14選挙区選出の同民主党議員は、ソーシャルメディア上の声明で次のように述べた。「疑惑が浮上してから数日以内に正当な手続きを経ることなく連邦議会議員を追放することは誤りである。しかし、私が自身の義務から注意をそらされることは、有権者に対しても誠実ではない。したがって、私は連邦議会議員の職を辞する考えだ」。45歳となるスウォルウェル氏は辞職の正確な日付を明示していない。同氏が辞職すれば、ギャビン・ニューサム知事は14日以内に、民主党の地盤であるベイエリアの同議席を埋めるための補欠選挙を招集することになる。
今回の辞職は、日曜日に同氏が知事選への出馬を停止したことを受けてのものだ(既報)。先週ソーシャルメディアを通じて疑惑が浮上し、サンフランシスコ・クロニクル紙とCNNの報道では、元スタッフを含む女性たちから、望まない性的アプローチやレイプなどの告発が報じられた。スウォルウェル氏は性的暴行については否定し、主張は虚偽であるとしつつも、過去の判断ミスについては謝罪している。なお、これらの疑惑はNPRによって独自に検証されたものではない。
ハキーム・ジェフリーズ下院院内総務やナンシー・ペロシ元下院議長を含む民主党指導部は同氏への支持を撤回した。50人以上の元スタッフが辞職を要求し、ルーベン・ガジェゴ上院議員も議会からの追放を主張。下院倫理委員会は月曜日、監督下にある職員への行為を含む可能性のある非行について調査を開始したが、今回の辞職によりこの調査プロセスは停止することとなる。