中国による昨年のブラジルへの投資額は61億米ドルに達し、ブラジルは中国の海外資本投入先として最大の国となった。この数字は前年比で45%の増加となる。
中国企業は鉱業、自動車製造、技術分野に注力し、ブラジル国内20州で事業を展開している。鉱業への投資額は17億6000万米ドルへと3倍以上に急増しており、その中にはCMOCによるカナダのEquinox Goldからの金鉱山買収(約10億米ドル)が含まれる。
Meituanのフードデリバリー部門などのハイテク企業が新たなプロジェクトを立ち上げた一方、サステナビリティおよびグリーンエネルギー関連のベンチャー企業31社が、ブラジルにおける中国の経済活動の60%を占めた。また、自動車メーカーは、かつて欧米メーカーが使用していた拠点を引き継いでいる。
ブラジルは中国の海外直接投資全体のうち10.9%を占め、6.8%の米国を上回った。米中ビジネス評議会(China-Brazil Business Council)の研究ディレクターを務めるTulio Cariello氏は、投資額の合計よりも資金の投入先が重要であると指摘した。