直近のインフレ指標が鈍化したことを受け、大手銀行はインド準備銀行(RBI)の金融政策見通しを修正した。スタンダードチャータード銀行はすでに8月の利上げ予想を取り下げており、多くの金融機関が2027年度まで中央銀行が現状維持を続けると予測している。
エコノミック・タイムズが調査した銀行のエコノミストらは、RBIがインフレ抑制策よりも経済成長を優先させる可能性が高いと指摘している。一部のアナリストは年内の利上げの可能性を依然として排除していないが、仮に行われるとしても期間の後半になる見通しだ。
スタンダードチャータード銀行は、前回の政策決定会合後に8月の利上げ予想を撤回した。コタック・マヒンドラ銀行やICRAレーティングスを含む他の金融機関も、当面の政策変更はないとする見通しに同調している。
この方針転換は、インフレ動向に対する見方の変化と、経済拡大の支援を重視する中央銀行の姿勢を反映したものとなっている。