住友商事のエネルギー取引部門であるパシフィック・サミット・エナジーは、シンガポールに液化天然ガス(LNG)取引デスクの設置を検討中だ。これは、アジア、欧州、米国への事業拡大戦略の一環である。
住友商事のエネルギー取引部門、パシフィック・サミット・エナジーは、シンガポールに液化天然ガス(LNG)取引デスクの設置を検討している。これは、同社が海運市場での足場を強化するための最新の取り組みだ。同社の広報担当者は、8月にロンドンで同様の事業を開始したと述べた。
パシフィック・サミット・エナジーは従来、北米で事業を展開しており、カリフォルニア、テキサス、バージニアにオフィスを構えている。日本企業は、再生可能エネルギーへの移行期における化石燃料の橋渡し役としてLNG需要が予想以上に長引くと見込み、LNG事業を強化している。日本は世界第2位のLNG輸入国であり、AIブームによる電力需要増大で今後さらにガスが必要になる可能性がある。
また、パシフィック・サミットは、米国プロジェクトから年間約100万トンのLNGを長期購入する契約を少なくとも1件確保するための協議中だ。これは、事情に詳しい関係者の話で、機密性のため匿名を条件とした。住友はこれについてコメントを拒否した。